感覚過敏・感覚鈍麻

私には発達障害の特性の感覚過敏があります。感覚過敏とはそれぞれ、視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚の感覚が人より敏感な状態です。逆に感覚鈍麻という感覚が鈍くなっている人もいるようです。

感覚過敏がどのようなものか説明していきます。

視覚が過敏って言葉だけ聞くとわかりにくいですが、例えば晴れた日、太陽がまぶしいって感じると思います。感覚過敏の人たちにとっては、スポットライトを正面から向けられているようにまぶしいです。なので、目が開けづらいということがあります。昼間だけではありません。夜、車やバイクのライトもまぶしすぎます。急にライトで照らされると、まったく何も見えなくなってしまいます。対策としては、サングラスやつばのある帽子などでまぶしさを軽減できます。あとは、蛍光灯の光です。定型発達の人にとってはずっと光ってるように見えても、発達障害の人から見たらずっと点滅しているように見えてたりします。これは、結構気が散るので集中できなかったりします。

聴覚過敏は、普段なら気にならないような音が聞こえたりします。機械の動作音とか時計のカチカチする音などですね。あとは、人がたくさんいるようなところでの、人の話し声などです。人によっては、電車など乗り物の音がうるさすぎて、乗れなかったり、パニックになったりする人もいるようです。私はそこまでひどくはないのですが、機械の動作音、時計の音、人の話し声がすごく気になります。たまに、耳の真横で聞こえてるような感覚の時があるので、人の話し声などは、私に話しかけていると間違えたり、何かを落とした時の音などの突然鳴る音にすごく反応したりすることがあります。

触覚過敏は、触られてるって感じ方が強かったり、服の着心地でチクチクするのが強く感じたりです。服の着心地は違和感を感じるものは、着れなかったりします。私は、服にあまり興味がないのもあって、同じ服を何着か色違いで買ったりして、着心地のいいものを着用する傾向があります。プレゼントされた服でも着心地が悪いと着ることができなかったりします。あと、食べた時の食感もあります。私は、柔らかいご飯、柔らかい麺類などは、トラウマレベルで食べれません。

嗅覚過敏も聴覚過敏と同じような感じで普段気にならないような臭いが気になったりします。体臭や口臭がキツイ人ってたまにいると思うのですが、そういう人に遭遇すると、一瞬なら大丈夫なのですが、長時間となると気持ち悪くなったりします。嫌な臭いだけではなく良い匂いの場合もずっと気になってたりします。そういう時は、誰かに言うと気持ち悪く思われるかもしれないので一人で幸せな気分になってます。

最後に味覚過敏です。味覚過敏は味を感じる感覚が強くなります。普段水を飲む時、味を感じていますか?感じている人もいるとは思いますが、私は、体調によってその症状に波があります。酷い時は、水がすごく不味く感じてつらい時があります。そういう時は、ジュースなどを飲んだりします。あと、苦手なものは、瓜系の食べ物、苦い系の食べ物飲み物などです。酷い人は、たくさんあって食べれるもののほうが少ないそうです。

感覚過敏、感覚鈍麻は人それぞれ違うので一概にはこんな感じとは言えないかもしれません。ここで説明している症状は、私が体験しているものなので、参考までに。